サンプリング定理とエイリアシング
連続信号を「とびとびの点」で記録するとき、サンプリング周波数が足りないと別物の信号になる 現象を体感します。
パラメータ
5.0
40.0
信号周波数 f
5.0 Hz
サンプリング fs
40.0 Hz
ナイキスト境界 2f
10.0 Hz
記録される見かけの周波数
5.0 Hz
元の連続信号(周波数 f)
サンプル点(fs 間隔で記録)
サンプルから復元される信号
デジタル機器は連続的な波(音・電波)を 一定間隔の点(サンプル) として記録します。
サンプリング定理:元の信号を正しく復元するには、サンプリング周波数
これを破ると エイリアシング(折り返し雑音)が起き、記録された点は まったく違う低い周波数の波 に見えてしまいます。スライダーを動かして確かめてください。
サンプリング定理:元の信号を正しく復元するには、サンプリング周波数
fs が
信号の最高周波数 f の 2 倍より大きく なければいけません(fs > 2f)。これを破ると エイリアシング(折り返し雑音)が起き、記録された点は まったく違う低い周波数の波 に見えてしまいます。スライダーを動かして確かめてください。
いま何が起きている?
この現象は身の回りのどこにある?
- CD の 44.1 kHz:人間の可聴域は約 20 kHz。その 2 倍以上を確保するため 44.1 kHz でサンプリングしている
- アンチエイリアシングフィルタ:A/D 変換の前に高周波を削るローパスフィルタを必ず入れ、エイリアシングを防ぐ
- 映画で車輪が逆回転して見える:フレームレート(サンプリング)が車輪の回転(信号)に対して低すぎるエイリアシング
- 通信路の帯域制限:5G も Wi-Fi も「使える周波数帯域」と「サンプリング速度」がサンプリング定理で結びついている